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アーユルヴェーダの知恵

アーユルヴェーダ最高の油、「ギー」の効果

2016年12月06日

【ギーとは】

ギーはバターオイルの一種。
バターから不純物を取り除いた純粋な油です
アーユルヴェーダでは、フレッシュな牛乳から作られたギーは油脂類の中で最も優れたものとされています。
万能オイルとして何千年も利用されてきたギーは、現代の私たちにも素晴らしい効果をもたらせてくれます。

【ギーの効果】

医学書のチャカラ・サンヒターには
・ 消化力である”アグニ”を活性化させ、消化促進剤にもなる
・ 生命力”オージャス”を高める
・ 各ドーシャを沈静化させ、バランスを取る
・ 解熱作用、疲労回復、滋養強壮の効果
・ 抗酸化作用
・ 目の不調を改善
・ 炎症やアレルギーの緩和
・ 免疫機能を向上させる

       とあります。

【ギーの成分】

・ 中鎖脂肪酸が豊富

  ココナツオイルのように中鎖脂肪酸が多く、直接肝臓に運ばれてすばやくエネルギーになります。
  そのためカラダに負担がかからず、脂肪となりにくい脂肪酸です。

・ ビタミンA,D,Eがたっぷり
  ギーには脂溶性のビタミン、A,D,Eが豊富。
  これらは肌や目の健康に欠かせない栄養素です。

・ ブチル酸もたっぷり
  ブチル酸はビフィズス菌などの善玉菌を増やす働きがあります。
  またT細胞という免疫細胞を増やす働きも。

さらに不純物がないこと、飽和脂肪酸がメインであること、ビタミンEが豊富なことから、酸化しづらく長期保存ができるオイルのひとつです。

【ギーの使い方】

・ ホットミルクにスプーン1杯
  寝る前にこれを飲めば便秘改善、安眠効果をもたらし肌と声にも潤いを与えてくれます。

・ 目のケアに
  目をギーの中に浸す”ネトラタルパナ”。
  目の疾患やドライアイを改善させます。寝る前にまぶたに塗るのもいいでしょう。

・ 食事に小さじ1杯
  料理にさっとかけて、消化促進剤として。
  トーストに塗っても、野菜炒めにも、味噌汁に落としても。
  ご飯にひとさじ落とすのも香りが良くお薦めですよ。

・ マッサージに
   骨髄と神経組織を強化し、脳にも栄養を与えます。
   若返りの効果も。

・ 傷口、やけどの処方に
  患部に塗ると、目、鼻、肌の治癒を促します。

・ ランプオイルに
  不純物がないので、ススが出ることもありません。

また、ギーは乳製品からできていますが、実際には乳製品ではありません。
ですから、乳製品アレルギーの方でも大丈夫なケースが多いのです。

知っていくと、本当に万能なオイルですね。
さらに冷やすと固まるので、スプーンですくって使うから量の調節もしやすいですよ。

さて、ギーはどのように手に入れたらいいのでしょうか?

実は作るのがとてもカンタン。

次回は作り方をご紹介しますね!

*アーユルヴェーダから生まれたコスメ ARYURVIST*