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アーユルヴェーダの毎日アーユルヴェーダの知恵

アーユルヴェーダ的最強デトックスの道
 その15

2016年12月30日

【バスティ浣腸治療 6目】

トリートメント前のお祈り、そしてシロダーラの効果
∵バスティについてはこちら∵

プラナーダ アーユルヴェーダクリニックに来てから、必ず毎日
● 2回の全身アビヤンガ(オイルマッサージ)
● ピンダ(オイルマッサージ後にハーブをミックスしたボールで全身マッサージ)
● シロダーラ

をしてもらっています。

なんて贅沢・・・!!

驚いたのは、最初にトリートメントが始まる前に、セラピストさんは必ずアーユルヴェーダの神様、ダンヴァンタリ神にお祈りの歌を捧げること。
日本では薬師如来に当たるそうですよ。

彼女の声はあまりに甘く綺麗で、すっかりリラックスしてから始められます。

そして最後の施術はいつもシロダーラ。

温かなオイルを額に垂らす、アーユルヴェーダといえばの施術です。

脳のマッサージと言われるシロダーラはトリートメントで脳へのアクセスができる、唯一の施術です。

話す、食べる、動く、考えるなど沢山の情報を電気信号として体中に指令を発している脳を開放してくれるのです。

ただ垂らすだけでなく、回しかけることによってさらに深いリラックス状態に。
瞑想と同じ効果があるそうです。
不眠、頭痛、ホルモンのバランスを整え、クールダウンしてくれる効果も。

オイルを使うとも限らず、ピッタ体質の人はこもった熱を排出するために、牛乳を使うことが多いそうです。

私のオイルはバラーアシュワガンダーディータイラとヒマサーガラタイラのミックス。(長い!!)

ピッタとヴァータに効き、神経に栄養を与え、頭をクリアにしてくれるそうです。

そして施術のはじめと終わりに、必ずインド生姜などをミックスしたパウダー、ラースナリーを頭のてっぺんにつけてくれます。

頭をオイルで濡らすとカパ(水のエネルギー)が上がり鼻づまりなどが起こるため、この粉で乾燥させて通りをよくしてくれるそう。

施術は今日も、バスティ後にアビヤンガ(オイルマッサージ)にハーブボールで丁寧にマッサージをしていくピンダ、
お昼にオイル浣腸、夕方にシロダーラでまたしても油まみれ。

今日スタッフが持ってきてくれた薬は

● パトーラ:煎じ薬。血液の浄化、毒素の排出 めちゃくちゃ苦い!
● サプタサーラ:煎じ液。7つの流すもの、という意味で7種のハーブ350gを24倍の水で3時間ほど煮込み、1/6に煮詰めたもの。体内の巡りを良くします
● ヒングアシュタカ:粉薬を溶いたもの:消化剤
● サプタサーラ:煎じ液。7つの流すもの、という意味で7種のハーブ350gを24倍の水で3時間ほど煮込み、1/6に煮詰めたもの。体内の巡りを良くします。
● 頭痛薬 よくわからないのですがハーブ薬でした。

ひとつひとつに、必ず明確な意味がある習わし。
まだ昨日の頭痛が少し残っていたのですが、シロダーラで完全に治ったのでした。

つづく

*アーユルヴェーダから生まれたコスメ ARYURVIST*