ARYURVIST

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アーユルヴェーダのレシピ

この時期だけの
日本のスパイス

2016年06月22日

いまの時期だけしか採れない生山椒の実を手に入れたので、塩漬けにします。

この目が覚めるような香り、ピリリと爽やかに痺れる味。

アーユルヴェーダでは、ドーシャ(エネルギー)のバランスを取るため、
一度の食事に甘味、塩味、酸味、辛味、苦味、渋味の6つの味を摂るようすすめています。

この山椒は、辛味、苦味、渋味。

この季節に上がりがちな水のエネルギー、カパを下げてくれる働きがあります。

さらに殺菌効果が強いので、梅雨に最適。

その時期に採れるものは、その時期に最適だということに、改めて驚かされます。

また山椒は内臓器官を活発にしたり、消化を促進したり、鎮痛効果まで。

特に注目したいサンショオールという成分は、代謝を活発にして体温を高めてくれる働きがあります。

見渡せば、こんなにも自然が私たちに寄り添っていてくれる。

塩漬け山椒の実は、炒め物のアクセントに、お豆腐と一緒に、納豆に混ぜたり、ちりめんじゃこにも。

いまだけのフレッシュなおいしさ、ぜひ試してみてくださいね!

*アーユルヴェーダから生まれたコスメティクス ARYURVIST*