アーユルヴェーダの知恵
【ヴィレーチャナ下剤治療はじめました】
アーユルヴェーダには、身体の中に溜まった老廃物を流し出すデトックス法があります。
老廃物だけでなく、過剰な体内エネルギー、環境汚染などの汚れ、消化しきれず残ってしまい毒素に変化した物質も排出させる、究極の浄化法。
その名は『パンチャ・カルマ』。
5つの方法という意味で、
1. 薬を飲んで吐く 嘔吐法 (ヴァマナ)
2. 薬を飲んで下痢をする 下剤法 (ヴィレーチャナ)
3. 薬を浣腸して排泄する 浣腸法 (ヴァスティ)
4. 鼻に薬を入れて口から排出する 点鼻法 (ナスヤ)
5. 皮膚から血液を排出する 瀉血法 (ラクタモクシャ)
があります。
今回は2の下剤法、ヴィレーチャナ。
体に過剰に溜まってしまった火のエネルギー、“ピッタ”を排出し、血液の浄化を目指すこの治療。
ピッタ体質の私は火のエネルギーが強いので、蓄積すると血がドロドロになり、火照りや怒りやすさ、皮膚の炎症や目の充血、さらには腫瘍を引き起こしやすくなってしまうのです。
まず数日間節食をしてから、3日間のオイル断食で体内に油剤を浸透させ、体の深い部位に張り付いた老廃物を遊離させます。
その後さらに3日間アビヤンガ(オイルマッサージ)で油剤を浸透させ、抹消に遊離している老廃物を身体の中心に集中。
最後に1日かけて下剤を飲み、一気に排出するというかなりキツイ治療なのです。
今朝はハタイクリニックにて、30ccの油剤(ギーに薬草(メインはプナルナワーとダシャムーラ。利尿や老化防止効果の高いもの)をメインに入れたものを一気に飲みます。
さぁーこれからどうなるのか…
とにかく3日間、耐えます!
*アーユルヴェーダから生まれたコスメ ARYURVIST*