アーユルヴェーダの知恵
【バスティ浣腸治療 3日目】
信じられない量の浣腸液
本日も朝にDr.アルンが空手の起源と言われる南インドの武術、カラリを教えてもらってから、さっそくバスティ。
今日はオイルではなく、煎じ薬が中心の大量のもの。
その量なんと800ml!!
牛乳、薬草の煎じ液、蜂蜜、岩塩、ヤギのスープが原料。
こんなの体に入れちゃっていいの!?と思うのですがこの液ラージャヤーバナ バスティといい、王様のバスティという意味でアンチエイジングに絶大な効果をもたらせ、ほとんどの病気に良いとされているそうです。
それにしても入るのかしら…
昨日のオイル浣腸は入れる前に食べなさい、と少量のご飯をいただきましたが、今回はお腹に全く入れずにするそうです。
最初にアビヤンガをして、全身ヌルヌルの状態でDr.アルンが登場。
ちなみにこのオイルはガーリックと生姜、ターメリックが入っていて食材になった気分が盛り上がりました。
驚いている間にセットされ、(今回はかなり痛かった)痛い!と叫んでる間に一気に押し込められました・・・
あとから聞いたのですがかなり騒いでいたらしく、700mlしか入れられなかったそうです。すみませんでした
大量の液体が逆流して体内に入ってくる様はもう言葉も出ず、といいながら叫びましたが冷や汗と呼吸が震えていたのを覚えています。
何も食べずにした意味がよくわかりました。絶対に吐いてました。
お腹をマッサージされ、足を持ち上げられて2分ほど経ったときに「全部出していいよ」と。
もうちょっと我慢できるかも?と思い始めてたときだったので拍子抜けでしたが、お言葉に甘えてトイレに行かせていただきました。
牛の大群がお腹を暴走していったのかな?という感じですべて出ていったあとの爽快感!!
地球の皆様、おはようございます!!と挨拶して回りたくなるほどでした。
「明後日は5,6分耐えてください」と言われたので明後日は死ぬ気で頑張ります。
バスティはオイル浣腸100ml、煎じ薬浣腸800mlを繰り返していくそうです。
その後お昼にアビヤンガをしてからハーブボールで丁寧にマッサージをしていくピンダ、
夕方にシロダーラでまたしても油まみれ。
今日スタッフが持ってきてくれた薬は
● サプタサラン:煎じ薬。腰痛に効く
● ヒングアシュタカ:粉薬を溶いたもの:消化剤
● パトーラ:煎じ薬。血液の浄化、毒素の排出 めちゃくちゃ苦い!
● サプタサーラ:煎じ液。7つの流すもの、という意味で7種のハーブ350gを24倍の水で3時間ほど煮込み、1/6に煮詰めたもの。体内の巡りを良くします。
とくかく今日は、煎じ液浣腸の辛さとなにもかも出し切った後の爽快感に驚きました。
つづく
*アーユルヴェーダから生まれたコスメ ARYURVIST*