アーユルヴェーダの知恵
皆さまはアムラという果実をご存知でしょうか?
なかなか日本では聞きなれないアムラですが、アーユルヴェーダでは数千年も前から、
「生命を活性化させ、活力を取り戻す」と言われ、とても大切にされてきたハーブのひとつ。
インドではアーマラキー(ヒンドゥ語で看護婦さんの意味)とも呼ばれ、
その名の通り果実はもとより種や葉、木の幹や根すべてにおいて薬として利用されています。
風・火・水のドーシャ(生命エネルギー)のバランスを保つための最も優れたハーブとしても認められ、
毎日一粒食べれば病気にならないと言われる果実です。
写真はケーララの駄菓子屋さんで売られていたアムラのシロップ漬け。インドやスリランカでは、
ドライフルーツやチャツネなど、様々に加工され親しまれています。
近年様々な研究が行われ、その有効性が確認されつつあります。
その成分の特徴は、多量のポリフェノールとビタミンCを含有していることです。
アムラ果汁100g中には、それぞれ3000mg(赤ワインの30倍)および500mg
(レモンの10倍量、しかも熱に強く体内に吸収されやすい特別なビタミンC)が含まれています。
さらにポリフェノール中には加水分解性のタンニンであるエラジタンニン類や、有機酸ガレート類が多く含まれていることが確認されています。
効果は
・ 抗酸化作用
・ 糖尿病、高血圧予防
・ コレステロール値の低下
・ 美肌効果
・ 便秘改善
・ 抗ストレス
・ 抜け毛・白髪予防、さらに増毛効果
などなど、うれしいパワーに満ちており、
さらにアメリカの研究では
抗癌、放射線防護、肝臓保護、免疫調節、脂質低下、HIV 逆転写酵素の効果まで認められました。
出典:National Library of Medicine
そんなワンダーなアムラ、まだ日本ではなかなか見かけませんが、アーユルヴィストのすべての製品に配合されています。
アムラの持つパワーを、全身で感じてくださいね。
科学だけではまだまだ解明できないことはたくさんあります。
確かな効果があるからこそ数千年の時を超えて継承されてきたアーユルヴェーダと科学の力が合わさり、
私たちに素晴らしい効果をもたらせてくれますように。
アーユルヴェーダから生まれたコスメティクス 𓅫 ARYURVIST