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アーユルヴェーダの知恵

アーユルヴェーダ的最強デトックスの道
 その4

2016年12月13日

【ヴィレーチャナ下剤治療4日目】

ヴィレーチャナについてはこちら

やっとオイル断食が明けて、アビヤンガ(オイルマッサージ)に入りました♪

明けたと言っても朝食を食べる気にもならず、白湯を飲んでそのまま家を出たのですが
視界も思考もとてもクリアな上にエネルギーが溢れ出して、意味もなく走る、という行為を30年ぶりくらいにしてしまいました。

待ちに待ったハタイクリニックのアビヤンガ。

3日かけてオイルを飲んで浮かせた体内の汚れを、さらに緩めて体内に集めるためのオイルマッサージです。

使用されたオイルは、ヴィシュヌ神の別名で、「オイルの王様」とも言われているナラーヤナ。
たくさんの薬草、岩塩、牛乳などがセサミオイルに溶け込んでいます。

温めたナラーヤナを頭から全身に、二人がかりで擦り込んでいきます。
温かいオイル、温かいマッサージ台、温かい手に触れられ身体がどんどん緩んでいきます。
動きが完全にシンクロしたり、部位ごとに担当したり。
4本の手で直接労わられると、なんだかすごく大切にされているような気分になってきます。

身体的な影響もすごいですが、この手で触る、という行為は精神的にもとてもいいと実感。
「手当て」という言葉もありますね。
人の頭の下を両手で支えて、手をいっさい動かさなくても脳からの髄液が激しく反応しだす、という話を思い出しました。

それにしてもすごいオイルの量!
態勢を変えるたびに苦労するくらい、ひとりローション相撲状態です。

全身を丁寧にマッサージした後、木製のスチームバスに。
横開きの棺桶のような形で、体を蒸してさらに温めていきます。
顔だけ出しているのですが、その間フェイシャル&ヘッドマッサージまでしていただきました。
セラピストさんたちの優しさもハタイクリニックの魅力のひとつです。

最後にシャワーで流して、終了。

シャワー中に立ちくらみが起こりましたが、外で休んでいるうちにどんどん気分爽快に。
全身がオイルでコーティングされている状態は、守られている感じでしっとり気持ちいいです。

帰宅後、やっと食事❤

食上げはラッサムがいい、と聞いたので作ってみることに。
ものすごいスパイスの量、おかゆすら受け付けなかったのに、と不安になっていたら
使用スパイスはすべて下痢止めの効果もあるらしいです。

レシピは追ってご紹介します。

食後、宇宙がもう一つ生まれるんじゃないかと思うくらいの爆音が体内のあちこちから鳴り響きました。

口から入った成分一つ一つをそれぞれの機関が確認している感じ。

食べ物って大事だな〜!としみじみ思いました。

ヴィレーチャナ、まだまだ続きます。

ちなみに現在3.3kg減量しました!

*アーユルヴェーダから生まれたコスメ ARYURVIST*