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アーユルヴェーダの美容法

体質別おすすめナッツ

2022年04月21日

アーモンドにくるみ、カシューナッツ、ピスタチオ・・・
最近コンビニでも多くのナッツの取り扱いが増え、おやつや食事に選ぶ人が増えていますね。
それもそのはず、ナッツはビタミンBにE、食物繊維にマグネシウムなど欲しい栄養がたっぷり!
美容にも健康にもいいと最近よく聞くナッツですが、なんでもOKと思う前に知っておきたいこと。
ナッツはだれにでも合うわけではないのです。

ナッツにも合う体質、合わない体質がある
アーユルヴェーダの視点で見ると、ナッツにも合う人、合わない人がいます。
それもそのはず、“すべての人は体質が違う”と考えるから。
これさえ食べていればOK!という食材はないのです。
いまの自分の体質を、チェックしてみましょう。

ヴァータ(風のエネルギー)タイプの人

カラダや冷えやすく、乾燥しがちなヴァータタイプの人は、ほとんどのナッツがOK!ナッツから良質な油を摂って、カラダを温めることを心がけましょう。
不眠に悩む人もヴァータが強めなタイプ。眠る前にアーモンドオイルをひとさじ飲むと、神経を穏やかにして眠りに入りやすくなりますよ。

ピッタ(火のエネルギー)タイプの人
くるみやカシューナッツ、ピーナツは控えめにしましょう。パンプキンシード、ひまわりの種がおすすめ。

さらにアーモンドも通常のものはあまりおすすめではないのですが、皮をむいて水に漬けたアーモンドミルクなら大丈夫。
ナッツは血液の熱を上げる働きがあるため、肌の赤みや湿疹、ニキビ悩む方はナッツは控えめにしましょう。

カパ(水のエネルギー)タイプの人
栄養価が高く、消化が遅いナッツは、カパの人はあまり食べないほうがいい、とされています。
5粒ほどに抑えるか、フラックスシードやパンプキンシードをごく軽く採るようにしてみましょう。
またナッツを食べるときは、クミンやブラックペッパーなどスパイスと組み合わせるのがおすすめ。
消化によく、代謝を上げてくれる食材と合わせて、ナッツと上手に付き合いましょう。

どんな食べ物も、知恵さえあれば薬になる。
自分の体質と、食材が持つパワーを知ることで、「私に合ったおいしい食べ物」を見つけていきましょう。